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このページは SAFER Project の現地から発信しています。 |
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スター・オブ・ライフ | ||
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1. | 目撃 | 最初は事故やけが人、病人の目撃から始まります。 これは傷病人本人の場合もあります。 |
2. | 救急通報 | 救急指令室に救急車の要請をします。 ビエンチャンでは将来電話番号が1195番が使われる予定です。 |
3. | 救急車の出動 | 救急指令室からの要請に従って救急車が出動します。 |
4. | 現場での活動 | 現場に到着した救急隊員が、状況を確認したり、救急処置を行ったりします。 |
5. | 搬送中の救護処置 | 病院への搬送中も救急隊員は、症状を確認したり、救急処置を行ったりします。 |
6. | 救急病院における蘇生 | 病院への患者を引き渡し、病院の医師が蘇生を開始します。 |
CCC(Command & Control Center)はミッタパープ病院内に設置される予定です。 CCCの中には緊急指令室と相談室、それに小規模な会議や研修会の行える会議室ができます。 |
このビデオは救急指令室の任務のモデルのひとつの例であって、ラオスでの運用がこの通りになるとは限りません。 それ以外にEMSに関わる組織や団体の情報収集や連携のへの協力、DATAの記録整理などの任務もあります。 ここはEMSに関してかなり重要な任務を担うことになると思われます。 |
ラオスにおいて活動する救急隊のほとんどは専門資格を持たない一般市民です。救命救助についての標準的な教育も団体内では実施されていないため、一人ひとりの救急隊員が有する能力の差は大きく、どの救急隊が出動するかで、事故現場あるいは病院への搬送中に実施される病院前救護サービスの内容や質が大きく異なります。 本事業では、継続的に質の高い救急隊を育てていくための教育コースを開発し、教育の標準化を図ることで、救急隊のサービスのばらつきを最小化し、サービス向上を目指します。 また、医師・看護師については、重症な傷病者を治療できるスキルを持った者は少なく、救急医学や救急看護といった学問そのものも浸透していません。ラオスでは2020年に初めて救急医が誕生しましたが、その数も到底十分とは言えません。今回は、筑波大学の協定校でもあるタイ・コンケン大学と協力しながら、ラオス人医師・看護師の救急医療に関するスキル向上を目指し、三角協力(日本・ラオス・タイ)を通じた人材育成を展開していきます。 |